西洋の建築の歴史3

2023年3月20日(月曜日)

第3回目は、ギリシャ建築についてです。

 

ギリシャ建築と言えばやはり、パルテノン神殿
ギリシャの世界遺産「アテネのアクロポリス」の神殿群の中でも、圧倒的な存在感!

柱の上に横に長い梁(はり)が載っています。
これを柱ー梁構造といいます。
この時代は、比例的で規則性のある建物が美しいと考えられていました。
柱の間隔や高さなど全て、恐ろしいほど緻密に計算されて造られています。

ギリシャ建築は、柱の形状によって時代の古い順に次の3つに分けることができます。

・ドーリア式
ぼてっと太い印象で、柱の上下の装飾はシンプル。
(パルテノンは、このドーリア式に当たります。)

・イオニア式
柱は細目で、柱頭に羊の角のような飾りがある。
(トルコの西部にある、アルテミス神殿がこの代表例。)

・コリント式
柱頭に技巧的で華美な装飾が施されている。
(ギリシャのゼウス神殿が有名。)

多くの柱が狭い間隔で並んでいるのもギリシャ建築の特徴です。
ギリシャ建築の様式は、柱と梁というシンプルな構造から成り立っています。
石の柱と柱の間に、別の石材を横に架け渡して梁とし、その連続で建物を構成しています。

 

スケールの大きさや残された柱の美しさだけでも、
まるで本当に今でも神々が現役で宿っているかのような
神秘的な美しさを、現在にも伝えています。

 

↓写真はパルテノン神殿

ビーエフエステート株式会社

住所:
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-35 たつむら青山811

営業時間:10:00~19:00

定休日:水曜日

電話番号:
03-5778-9888(代表) 
03-6427-4888(賃貸管理部)

FAX番号:03-5778-9887

お問い合わせ