◎世界の建物と黄金比と白銀比シリーズ 2

2023年7月9日(日曜日)

今回は「黄金比」を用いた建築物をご紹介いたします!

 

「エトワールの凱旋門」

 

1863年、フランス革命後の皇帝ナポレオンの為に建立された、エトワールに聳え立つ「凱旋門」。

この門の下からアーチ上部の模様までを1に対し、

下から最上部までを1.618((1+√5)/2)としております。

 

設計を行ったのは、ジャン・フランソワ・テレーズ・シャルグラン(1739年~1811年)。

彼はフランスの新古典主義建築の流れを取り入れながら、同時にフィボナッチ数列を用いて凱旋門、

特にその内部にある螺旋階段を設計しております。

この螺旋階段は中世期には珍しく、上ぼりが逆時計回りとなっております。

(一説によると、この珍しい構造により、敵の侵入を阻む効果があったとか!)

 

豆知識!

「フィボナッチ数列」とは、

レオナルド・フィリオ・ボナッチ(1170年~1250年)というイタリアの数学者が編み出した、

「地球上でもっとも美しい数列(黄金比と酷似しており、横と縦の長さの比が1:1.618)」と言われております!

(例:アンモナイト、カリフラワーの一種であるロマネスコ、松ぼっくり(松かさの渦)etc)

 

 

「黄金比」と「フィボナッチ数列」を内外で組み合わせて建設されたフランスを代表する建築物、「エトワールの凱旋門」。

螺旋階段がある内部も見学できるようなので(時期などによっては見学不可)、

是非、フランスへ行かれた際には、その造形美と歴史をご堪能ください!

 

参考文献:ミライ工事メディア https://www.miraikoji.com/column/6316/

ビーエフエステート株式会社

住所:
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-35 たつむら青山811

営業時間:10:00~19:00

定休日:水曜日

電話番号:
03-5778-9888(代表) 
03-6427-4888(賃貸管理部)

FAX番号:03-5778-9887

お問い合わせ