不動産投資と団体信用生命保険について2
前回に続き、
不動産投資と団体信用生命保険について取り上げます。
・団信に加入するメリット
未来の安心材料
物件を配偶者や子供に資産として残したい場合、団信に加入していれば、もしもの時は、保険で残債がすべて完済され、無借金の物件が残ります。
遺族に借金を残すという投資の不安材料を減らせて、投資家として未来の安心材料に繫がります。
保険の見直しの機会になる
通常の生命保険では、自分の財布から保険料を支払いますが、不動産投資であれば、ローンの金利に組み込まれる為、家賃収入からの支払いが可能です。
残る資産を考えても他の保険商品よりもメリットが大きい場合、すでに加入している保険を見直す機会に繋がります。
融資の審査を通りやすくする
団信に加入することは、保険効果だけでなく、銀行側がお金を貸しやすくなる効果もあります。
団信に加入しない場合は、共同担保や連帯保証人を求められることが多く、家族や周囲の負担が大きくなる可能性があります。
・団信に加入した場合のデメリット
金利が高くなる
団信は、保険料を金利に組みこんで保険料を支払う為、その分金利は高くなります。
大体、0.1%〜0.3%ほど高くなる場合が多いです。
健康状態によっては加入できない可能性もある
団信は、生命保険なので加入前に健康診断の結果が必須です。
診断結果が悪かった場合は、保険に加入できない可能性もあります。
中途解約ができない
団信の保障期間が終わるのは、ローンを完済した時、保障が終了する年齢に達した時、ローン契約者が死亡や高度障害などの状態に陥った時です。
「加入したけど、やっぱり不要」
「ローン返済額を減らしたい為、団信を解約して金利を下げたい」等と、
ローン返済途中で契約者の希望で団信を解約することはできないのです。
健康リスクが低い場合や返済額が高く利息負担を減らしたい場合でも、団信には加入し続ける必要があります。
団信は基本的に中途解約ができません。
不動産投資ローンに申し込む前に、団信に加入すべきかよく考えましょう。
・団信加入は融資を通りやすくする一つの方法
融資の審査に通るイコール投資のスタートに立つ、という意味合いがあるため、ローンを組むことを前提で不動産投資を考える場合、団信加入を考えましょう。
団信加入により、家族や周囲に不動産投資を理解してもらいやすくなる可能性もあります。
弊社では、面談や物件紹介を通じて、保険加入等も提案させて頂きます。
メリット・デメリットを踏まえた上で、
保険加入を一緒に考えましょう!
参考文献
https://www.tohshin.co.jp/blog/article0111.html
-
ビーエフエステート株式会社
住所:
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-35 たつむら青山811営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日
電話番号:
03-5778-9888(代表)
03-6427-4888(賃貸管理部)FAX番号:03-5778-9887
- 掲載数全国No,1
2024年4月23日時点
自社調べ
Contents
What's New
- 2024年11月15日 不動産投資に関連する税制 ~税金の軽減対策~
- 2024年11月14日 不動産投資に関連する税制 ~売却時にかかる税金~
- 2024年11月12日 不動産投資に関連する税制 ~保有時にかかる税金~
- 2024年11月8日 不動産投資に関連する税制 ~取得時にかかる税金~
- 2024年11月7日 管理会社の選び方と活用法 ~最新トレンド~