低未利用土地の利活用促進

国土交通省は、令和2年7月から開始された、
「低未利用土地の利活用促進に向けた、長期譲渡所得の100万円控除制度」について、
本制度の利用状況及び適用事例について調査し、取りまとめて発表しました (10月10日公表) 。

 

令和4年1月から令和4年12月までの、自治体による低未利用土地等確認書の交付実績は4,842件でした。

○低未利用土地の利活用促進に向けた長期譲渡所得の100万円控除制度とは
土地の有効活用を通じた投資の促進、地域活性化、更なる所有者不明土地発生の予防を目的として、
令和2年度の税制改正において、
低未利用土地の適切な利用や管理を促進するための特例措置が創設されました。

 

この特例措置は一定の要件を満たす、
譲渡価格が500万円以下または800万円以下（※）の低未利用土地等を譲渡した場合に、長期譲渡
所得から最大で100万円を控除するものです。
（※）令和5年度の税制改正によって、令和5年1月1日から令和7年12月31日までの間に、
市街化区域や用途地域指定区域内等における低未利用土地等について、
譲渡された場合に限って、上限が800万円まで引き上げられました。

 

【詳細はこちら】
○低未利用土地の利活用促進に向けた長期譲渡所得の100万円
控除制度の利用状況について（報道発表）
https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo05_hh_000001_00133.html

文章ではピン！と来ない方もこちらの動画で制度を確認してはいかがでしょうか。
★創設の背景や具体的な手続きなどについては動画にまとめ、YouTubeで掲載しています↓