用途地域ってなに？　～住居系地域～

用途地域とは、都市計画法に基づいて特定の区分に分けられた地域のことです。
それぞれの区分でどのような建物を建てられるか制限されています。

 

種類は大まかに3つ！

まずは
①住居系地域

 

第一種低層住居専用地域：低層住宅の建築を主に認める地域です。高いビルや大規模な商業施設は建てられません。
第二種低層住居専用地域：↑とほぼ同じですが、小規模な店舗や事務所が建てられる場合もある地域です。
第一種中高層住居専用地域：中高層の住宅が建てられる地域です。病院や学校なども建てることができます。
第二種中高層住居専用地域：↑と似ていますが、さらに商業施設も建てられます。
第一種住居地域：住宅主体でありながら、店舗や事務所の建設も可能な地域です。
第二種住居地域：住宅主体でありながら、飲食店やホテル、事務所等の建設も可能な地域です。
準住居地域：住宅主体でありながら、自動車関連の施設や店舗等の建設も可能な地域です。

 

これにより・・・

騒音や大気汚染などを発生させる可能性を低くし、
学校・公園・病院などの施設が計画的に配置されやすくなります。
また、住宅が密集しているため住民同士の交流が活発になる傾向があります。

 

普段ご自身が生活している建物も、こうした配慮のもと建築されていることをご存じでしたか？
これにより再建築ができない場合もあるため、購入前に知っておくのもいいかもしれません！