住宅ローンについて　～金利タイプ～

①変動金利型

市場金利の変動に連動し、金利が変わります。
一般的に、最初の金利が低いのが特徴です。
市場金利が下がれば返済額は減少しますが、逆に上昇すれば増加します。
金利の見直しは通常年2回、将来の金利変動に対応できる柔軟性があります。
ただし、将来の返済額が予測しにくいため注意が必要です。

 

②固定金利型

借入期間中、金利が変わらずに固定されます。
将来の返済額が確定するため、計画的に返済できます。
市場金利が上昇しても影響を受けないメリットがある一方、一般的に変動金利よりも初期金利は高くなります。
また、市場金利が下がったとしても恩恵を受けることができません。
長期的な“安定”を重視する人に適しています。

 

③固定金利期間選択型

一定期間（2年、5年、10年など）は金利が固定され、その後変動金利に移行するタイプです。
固定金利期間中は返済額が確定し、その後は市場金利に応じて変動します。
固定期間終了時に再度固定金利を選択できる場合もあります。
変動金利と固定金利のメリットを組み合わせており、ライフプランに合わせて柔軟に選択できます。

 

これらの金利タイプはそれぞれ特徴が異なるため、自身の収入、将来の見通しなどを考慮して選択することが重要です。
また、金融機関によって金利や条件が異なるため、複数の選択肢から比較し検討しましょう。