不動産投資が活発化する中

2016年2月29日(月曜日)

不動産投資が活発化する中、多くの投資家が不動産価格の上昇を予想しており、
中でも東京圏の価格上昇が予想されています。2015年11月30日に総合不動産
サービス大手のジョーンズ・ラング・ラサール（JLL）が発表した「不動産市場に関するレポート」
によると、2014年の商業用不動産投資額は4兆7,000億円で2012年の倍以上
に増加しました。

2012年末にスタートしたアベノミクスによる大胆な金融政策は日本経済に円安と低金利を
もたらし、不動産市場が活性化して投資額が大幅に増えたようです。

海外投資家による2014年の日本の不動産投資額は、2011年比で14倍に達するなど好
調に推移しました。2015年は1月～9月までの9カ月間で、2012年と2013年の通年額を
すでに上回っています。

また、投資額全体における海外投資家の割合をみると、過去5年間は5％～10％の間で
推移していたものの、2015年（1月～9月）は22％に達しており、海外投資家の存在感が
強まっているのが現状です。オリンピックの影響もあり、今不動産投資は最も注目する投資方法です。