不動産投資のリスク

2016年3月17日(木曜日)

不動産投資の利回りを考える際、投資リスクを忘れてはなりません。
例えば、10部屋のアパートを建築し、それを貸し出すという不動産投資を計画した
とします。その際、予想利回りを10部屋が満室であると考え、銀行からの予想実質
利回りが銀行の借入利子率を上回るので、投資が可能と判断したとします。

 

しかし、実際にアパートを建築して、入居者を募集したところ、半分の5部屋しか
入居者が決まらず、残りの5部屋は空室となったとします。
この場合、実質利回りは予想利回りの半分程度の水準となりますから、銀行からの
予想実質利回りが銀行の借入利子率を下回り、赤字となる可能性が大です。

 

このような、予想利回りの計算の際に用いた投資物件の利用状況と、実際の投資
物件の利用状況が異なることにより、間違った投資判断を行うことがあります。
このようなリスクを投資リスクといい、利回りの計算の際にはこれに対する十分な注意
が必要になります。

 

一般的に都心から離れるほど空室リスクは高まるのですが、その分利回りは高くなる
傾向があります。23区内で駅近の好立地だと利回りが10%を超える物件なんて
ほとんどありませんが、東京郊外や地方都市であれば立地の良い物件でも10%を
超える物件もあります。しかし、リスクヘッジという観点で見るべきは高い利回りでは
ありません。まず目を向けなければならないのは、空室リスクです。

 

表面利回りが15%であっても、それは家賃を払ってくれる入居者がいるという前提の話。
なので、決して15%の利回りを基準に考えてはいけません。そこで50%の空室を
想定した場合、単純計算すると7.5%の利回りということになります。
それでも、都内23区の物件に比べると利回りは良い方です。

 

なので、都心と郊外とではどちらが良いと一概には言えません。お客様のニーズに合わせて
私どもの方ご提案させて頂いております。
どのような物件がご自身に合っているかなど、まずはご相談して頂き、良い物件をご判断
して頂いております。

 

当社では空室にならないようサポートもさせて頂いております。
是非ビーエフエステートにご相談ください。

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