インテリア　色の効果　茶色

第８回目は、「茶色」についてです。

 

★特徴★
茶色というと、大地や木の幹といった、
どっしりとした自然が思い浮かびます。
安定・堅実・安心、といった印象がある色です。
人を穏やかで落ち着いた気分にさせてくれる色です。
土は植物を育て、人間に収穫という恩恵を与えます。
豊かさの象徴であり、経済的観念や社会的規範を重視させてくれるのが茶色です。
地味で古臭い印象がありますが、反面、
飽きが来にくく、暮らしの中に溶け込みやすく調和しやすい色です。
節約色、倹約色ともいわれ、
堅実さや安定を求める気持ちになるので衝動的な興奮状態を鎮め浪費を抑える効果も◎。

 

★インテリア・生活への取り入れ方★
リビングの基調が茶色であれば、
家族が喋ったり笑ったりはするものの、穏やかな気分を保ちやすいです。
子供部屋であれば、地に足の着いた堅実な視点をお子さんに育んでくれるでしょう。
茶色を多用すると、安定思考が強くなり、クリエイティブさやアクティブさに欠けることも。
紫や黄色をアクセントに取り入れると
調和が取れていいでしょう。
母なる大地の色「茶」は、様々な色と相性がいいです！
フローリング（茶色）+デスク（茶色）に
求める効果の色をカーテンやクッションに取り入れると
（例：カーテン：癒やしの緑。クッション：クールダウンのピンク。花：アクセントの紫・黄色・赤。タオル：鎮静効果のある青。）
程よく調和が取れていいのではないでしょうか。