インテリア　色の効果　白

第１１回目は、「白」についてです。

★特徴★
白といえば、
雪、花嫁衣装、ミルクなどを連想するのではないでしょうか。
何色にも染まる白は、純粋で無垢、真面目さや誠実さ、物事の始まりを感じさせます。
清潔な印象を与え、
会社の面接等では、
白いワイシャツは男女問わず定番です。
どんな色と組合わせても、その色の持つ特徴を損なう事が無く、使い勝手の良い色です。
白はグレーや黒色と同じ無彩の色です。
光を反射する最も明るいこの色は暗い色を引き立てる効果があります。
また、白は、膨張色。白の面積が大きい洋服を着ると、
大きく太ったように見えてしまいます。
※膨張色とは、色の影響により、大きく見えたり、広がったりと錯覚する色のことです。

 

 

★インテリア・生活への取り入れ方★
膨張色、という特性より、白で統一された部屋は閉塞感が無く、
実際よりも広く感じさせてくれます。
とにかく明るい部屋が良いという場合、
壁も天井も床も、白で統一させるのが良いでしょう。
白の最大の特徴は、
組み合わせる素材や色の特徴を阻害しない中立的な性質です。
ガラスや金属と組み合わせるとモダン、
木やコットンなどと組み合わせれば、ナチュラルな印象になります。
ただ、真っ白な色というのは結構強い印象があり、
冷たい雰囲気を作り出してしまいます。
和らいだ雰囲気を演出したい場合、
オフホワイトや白に近いベージュ色を使うと良いでしょう。