日本の建築の歴史6

2023年3月10日(金曜日)

第6回目は、メタボリズムについてです。

1960年、世界デザインにて発表された、建築理論がメタボリズムです。
日本人の建築家グループが唱えました。
メタボリズムとは、代謝を意味し、
建築や都市も、
空間や設備といった構成要素を変えて、
更新して変化していくべきだ、という内容です。

 

メタボリズムの代表例:
黒川紀章設計の中央区銀座8丁目の「中銀カプセルタワー」。
何と言っても、斬新な
カプセルが凸凹に集結した外観を目を引きます。
140室の取外し可能なカプセル住宅が
配置されています。
1つのカプセル(1部屋)の面積は、10平米程度。
収納も台所もない部屋。
しかし一歩街に出れば物も食べ物もあり、
必要なものは都市が提供するという、
メタボリズムを具現化した建築物です。
カプセルの交換は実現されないまま、
2022年に解体されました。

 

↓写真が中銀カプセルタワー

 

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