西洋の建築の歴史21

第21回目は、田園都市についてです。
イギリスのエベニーザーハワードの田園都市の概念は、19世紀後半から20世紀初頭の農村都市計画運動に大きなインパクトを与えました。
コンセプトは、人口過多、貧困、汚染、社会不安などの都市化の問題に対する解決策を提供することを目的としています。
ハワードの田園都市(ガーデンシティ)のコンセプトの特徴です。
・地方分権化:田園都市は、交通網で接続された小さな自給自足のコミュニティであり、分散化されることを意図しています。
・都市と農村のバランス:田園都市は、都市と農村の環境のバランスを提供し、それぞれの欠点を補い合うことで、両方の利点を享受しようとしました。
・社会経済改革:階級や収入に関係なく、すべての人に、平等に、良い生活の質を提供するモデルのコミュニティとなることを目的としていました。
ハワードのアイデアは、世界中の都市が都市化と持続可能な開発に関連する継続的な課題に直面しているため、今日でも関連性があります。
田園都市の代表例:レッチワースガーデンシティ(イギリス)
レッチワースガーデンシティは、1903年に設立されたイギリスで最初に計画された田園都市のひとつです。
緑地に囲まれた自給自足の分散型コミュニティを作成することにより、貧困、過密、汚染などの都市化の社会的および環境的問題に対処するように
考えられています。
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