★「超高齢化社会とオーナー業」①

 

日本は現在「超高齢社会」と呼ばれるほど、高齢者の人口が増加しています。

 

2040年には総人口の35.3％、3人に1人が高齢者（65歳以上）という試算が出ています。

 

〇賃貸における高齢者の問題点とは〇

 

・入居時における「保証人」の確保、
・入居中の「孤独死」、
・「意思能力の喪失」
・年金以外の収入や貯蓄など金銭面での不安

 

これらが、賃貸における高齢者の問題点として挙げられます。

 

また、契約時点では高齢者でない、
健康な入居者も10年、20年…と入居期間を経ていつか高齢者になります。

 

入居者もいつか高齢者になる、
このことを考えることはオーナー業を営む上で欠かせなくなってくるでしょう。

 

 

〇高齢者の受け入れ〇

 

比較的決まりにくいお部屋（1階、築古、駅から遠い）でも、
高齢者にとっては抵抗なく受け入れてくれる場合があります。

 

例えば、
・1階なら外への移動がしやすい、
・築古でも抵抗がない、
・駅から遠くても近くに病院や市区町村役所に行くバス便があれば大丈夫、
・リノベーションなど高額な再投資をして、デザイン性を高めなくても空室が埋まる、など

 

このような点から、
若者層に需要のない空室の物件に高齢者が住んでくれる可能性があるのです。

 

一般的な賃貸住宅を求める年齢層と高齢者層では、行動範囲やニーズが大きく異なります。

 

また、若年層と違い結婚や子供が生まれたなどの大きなライフイベントがないため、
頻度高く引越しを繰り返す必要もなく、結果として長期間入居してもらえる可能性が高いです。

 

 

次回は高齢者受け入れの際、気を付けたいことについて挙げていきます！

 

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