不動産投資と団体信用生命保険について

2023年9月21日(木曜日)

今回は、不動産投資と団体信用生命保険について取り上げます。

・団体信用生命保険とは
マイホームを住宅ローンで購入する際、ほとんどの人が加入する保険が団体信用生命保険、いわゆる団信(だんしん)です。
住宅ローンではローンを組む際、加入が前提ですが、不動産投資で物件を購入する際にも加入が可能です。

 

団信とは、端的に「生命保険」の一種です。
生命保険は、加入者が亡くなる、もしくは高度障害等で動くことが出来なくなるなど、もしもの際に遺族に保証金が支払われるというものですが、
団信は、加入者にもしものことがあった際に、保険で住宅ローンがすべて完済されます。

 

不動産投資の場合は、団信に加入していると、投資家にもしものことがあった際は、
遺族に無借金の物件が残り、月々の家賃収入が手元に入ってきます。
ここは大きなポイントです。
不動産投資で物件を購入する際、団信に加入できるか選べる銀行もありますが、
融資をする条件に団信加入必須の銀行もあります。
団信に加入していない投資家に突然もしものことがあった場合、
物件は、すべて遺族に相続されます。
この際、遺族側が相続を放棄すると、仮に融資の残債が残っていたとしてもその返済義務は、遺族側には残りません。
つまり銀行側は融資の回収が出来なくなります。
団信に加入していれば、保険で融資の回収が出来るので、リスクを減らせるという意味で、
銀行側としても投資家の団信加入はメリットが大きいのです。

 

・必ずしも、団信加入は必須ではない?
自己資金で不動産投資を行う場合、ローン借入額が少ない場合、返済期間が短い場合、加入している生命保険の方が保障内容が良い場合…。
このような場合は、団信へ加入しなくても問題ない可能性があります。
自己資金で不動産投資を行う場合は、ローン借入額がないため団信に加入する必要はありません。
また、借入額が少ない場合は団信のメリットがそれほど大きくないため、
返済額に含まれる保険料とのバランスを見て加入の有無を判断する必要があります。
「返済期間5年」など、返済期間が短い場合も、団信のメリットを享受できない可能性が高く、
加入しなくてもいい場合があります。
特に、年齢が若く返済期間が短い場合は、一般的な健康リスクを考えても団信の必要性は低い、と言えます。
団信より加入している生命保険の保障が充実している場合も、団信への加入は不要と言えます。

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