不動産所有のランニングコスト 固定資産税

固定資産税とは、土地や家屋といった不動産を保有している人に対して市町村長が課す税金です。
基本的にはと一部例外を除いて、所有者に支払い義務があります。

納税義務者：市町村が毎年1月1日現在の固定資産税の所有者に課税。

税率：固定資産税の標準税率1.4％

課税標準：固定資産税の課税標準となる価格は、基準年度毎に市町村長が決定し、原則3年間据え置きます。

納期：固定資産税の納期は、市町村の条例で、4月、7月、12月及び2月の4回。
又、「市街化区域」内にある土地及び家屋の所有者は「都市計画税」も課されます。

税率：市町村の条例毎で異なりますが、上限「0.3％」と定められています。
尚、固定資産税・都市計画税ともに軽減措置があります。

固定資産税/住宅用地に対する課税標準の特例

（小規模住宅用地）
◌200㎡以下の部分については固定資産税評価額の1/6に軽減。

（一般住宅用地）
◌200㎡超えの部分については固定資産税評価額の1/3に軽減。
※小規模住宅用地に対する課税標準の特例は、アパート等の賃貸住宅にあっても適用可能。
都市計画税/住宅用地に対する課税標準の特例

（小規模住宅用地）
◌200㎡以下の部分については固定資産税評価額の1/3に軽減。

（一般住宅用地）
◌200㎡超えの部分については固定資産税評価額の2/3に軽減。
となります。
ちなみに、固定資産税の徴収ミスにより、延滞金を払いきれずご自宅を売却した、という夫婦がいました。
実は固定資産税の過払いが原因だったそうです。まずは納税通知書が届いたら、軽減措置が取られて
いるかチェックしてみてください。

また、分からない事がありましたら弊社でもご対応させて頂きますのでお気軽にご相談下さい！！