新年頑張る気持ち！2

宅建試験に合格し、
晴れて宅建士となった場合どんな仕事ができるのでしょうか？

宅地建物取引士の仕事

宅地建物取引士の独占業務、すなわち宅地建物取引士だけができる仕事は以下のとおりです。

宅地建物取引士の独占業務

契約締結前に行う重要事項の説明
重要事項とは、不動産を借りようとしている人・購入しようとしている人に対して、
不動産の所有者や広さ、インフラ設備、不動産の権利関係の公示、手付金、ローン条件、キャンセル時の対応などが記載してある重要書類です。
正式な契約を結ぶ前に、物件の取引条件に関する重要な説明を行います。
いわゆる「重説」ですね！
契約前にお客様に物件の説明を行う大切な仕事です！

 

重要事項の説明書面への記名・押印
重要事項の内容は複雑かつ広範囲にわたるため、別途で説明内容を記載した「35条書面」の作成と交付が必要です。
記載内容に責任を持つことを示すために、宅地建物取引士が書面へ記名・押印をします。
記名と押印をすることで、重要事項を説明した事実の証明が可能です。「35条書面」への記名・押印ができるのは、宅地建物取引士に限られています。

 

契約書への記名・押印
契約に関するトラブルを防ぐために、重要な部分の説明を記載した契約書である「37条書面」を作成します。
重要事項の説明を終え、不動産取引が成立次第すぐに作成しなければなりません。
「37条書面」への記名・押印の権利があるのは宅地建物取引士のみのため、
宅地建物取引士は不動産取引においてなくてはならない存在と言えます。

合格後のイメージがついてきたでしょうか？？

 

※注意※
一部押印不要になりました。

重要事項説明書（いわゆる35条書面）
宅地建物の売買・交換・賃貸借契約等締結後の交付書面（いわゆる37条書面）
これら2つの書面について、宅地建物取引士の押印が不要とされ、記名のみで可（直筆署名も不要、氏名を印字・電磁的記録する）となりました。