現存する、世界一古い木造建築物は？

現存する世界一古い木造建築物として有名なものは
多くの方が知っている「法隆寺」です。

法隆寺は607年に建てられ、670年に落雷による火災など再建については諸説があります。
ですが、地震の揺れだけが原因で倒壊した記録は一切ないと言われており、
建築物として1300年以上の長い歴史を誇っています。

 

なぜ法隆寺はこんなにも長持ちしているのでしょうか？
その耐久性の秘密は、２つあります。

①法隆寺は「ヒノキ」で建てられている。
ヒノキの耐久性と保存性は木材の中でも最高レベルだと言われています。

②解体や補修がしやすい構造になっている。
そのため劣化しても建物すべてを取り壊す必要がありません。

木造建造物は、本来であれば劣化しやすい建築物ですが、適切な管理と修理を行えば、
姿かたちを変形させることなく、長期間にわたって現存することができます。

 

知れば知るほど日本を代表する文化財、ぜひ見に行きたくなりますね！

 

 

参考文献：現存する、世界一古い木造建築物は法隆寺！古い順にランキングで詳しく解説　2021.01.15
https://takken-job.com/magazine/