インテリア　色の効果　黄

第３回目は、「黄」についてです。

 

★特徴★
黄色と言えば、菜の花やたんぽぽ等春を象徴する花や
レモン等の柑橘類があります。
見ているだけで、心がうきうきするような色です。
また、太陽やひまわりも黄色で、
古代マヤ文明では太陽を表す色として崇められたと言われています。
有彩色の中では最も明度が高く、
最も明度の低い黒と組み合わせた配色を見ると、
人は本能的に危険を察知します。
立ち入り禁止のサインとして、踏切の遮断機や工事現場のバリケードなどに使われています。
自然界の中では蜂や虎が黄色と黒の配色になっています。
黄色は左脳を刺激し、知性を高める効果があると言われています。
判断力・記憶力・理解力が高まることで心の不安を解消し、
人前で話すことが苦手な人でも黄色い光によって頭の回転が速まり、
考えを系統立ててまとめられるのでスムーズに会話をすることができると言われています。
その場にあるだけで、「ぱっ」と目を引く色、
これが黄色の特徴です。

 

★インテリア・生活への取り入れ方★
子供の勉強部屋に黄色を使うと、
左脳を刺激するので、学習に効果的でしょう。
黄色をあまりにも多く使うと、神経を刺激し過ぎて、
混乱を招く恐れもあるので、
ポイント的にクッションや絵などに使用するのがいいでしょう。
季節を感じさせる花などさりげなく、
飾ってもいいかもしれません。
壁紙やカーテン、カーペットなど、
広い面積に黄色を使う場合は、
クリーム色ぐらいの柔らかな黄色のトーンがいいでしょう。
また、黄色は消化器系の働きを促進して消化不良、胃炎、糖尿病などによいと言われています。
トイレ内のタオルやスリッパ、便座カバーなどのグッズで
ポイント的にトイレの中に黄色を取り入れると健康増進に良いでしょう。