消滅時効とは…権利を行使できる時とは具体的にいつからなのか?

2016年9月15日(木曜日)

こんにちは、利回りくんです!

今日は[消滅時効]についてご説明いたしますね!

①消滅時効の起算点

例えばAさんとBさんとの間で、Aさんの所有する建物をBさんに売却する契約を結んだ場合、

Bさんは、Aさんに対して建物を引き渡してもらい権利があることになります。

では、この権利の消滅時効はいつから進行するのでしょうか?

 

時効制度は、「権利のものに眠るものは保護しない」という考え方に基づいています。

だとしたら権利を行使できるのもにかかわらず、ぼんやりして権利を行使しない時から、

権利の上に眠っていたことになり、時効が進行すると考えるべきです。

 

つまり、消滅時効は「権利を行使することができる時」から進行し始めることになります。

では、「権利を行使することができる時」とは、具体的にいつからでしょうか?

 

まず、「4月1日に引き渡す」というように、いつ期限が到来するかがはっきりと分かっている場合(確定期限)には、

その期限が到来した時から進行します。期限が到来すれば、権利を行使することが出来るからです。

 

今日はここまでー☆

次回は、AさんがBさんに弁済期を定めずにお金を貸してしまった場合(不確定期限)についてご説明いたしますね!

では次回をお楽しみに!

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